蘇える金狼!!松田優作と香取慎吾の出演作の違いは?




蘇える金狼!!松田優作と香取慎吾の出演作の違いは?

1964年に原作小説が発売された『蘇る金狼』は、1979年に劇場公開され、1999年にはドラマも放送され、SMAPの香取慎吾が主演を務めたことで有名となりました。平均視聴率15%を獲得して人気が高かったのですが、いろいろな理由でDVD化されなかったり、再放送されなかったりと、今では幻の作品となっています。幻になって私は良かったと思います。大藪春彦先生もそう思っているのでは笑今回は『蘇る金狼』の松田優作が出演する映画と香取慎吾の出演するドラマの違いや主人公の違いについて紹介します。

【蘇える金狼】あらすじの違い

松田優作出演の映画版

株式会社東和油脂に務める29歳のサラリーマン・朝倉達也は非常に真面目で実直な社員であった。ある日、朝倉は経理部に所属する彼の上司の清水や小泉たちがトンネル会社などを利用して金を荒稼ぎし、その会社を食い物にしようと計画を企てている事実を知る。彼は上司たちに加担はせず、自らの力で上司たちが掲げる野望を実現しようと行動するようになる。2年の準備期間を経て作戦を練り、ついに計画を実行した。

香取慎吾出演のドラマ版


朝倉達也と石原学たちは新東和信販に入社し、業務部カード推進第3課への配属が決まった。朝倉は新東和の社長に就いていた富士木和正が腹違いの兄であることを知り、その富士木が自殺未遂で長期の入院を余儀なくされたことが判明した。さらに、茂義コーポレーションという乗っ取り屋の社長の茂義敬雄が秘密裏に富士木を排除しようと行動していたことが分かった。

その実態を知った朝倉は、富士木の愛する会社とその社員を守るために新東和信販へ入社することを決めた。

新東和信販を守るためには株主としての地位と発言力を手にする必要があり、そのためには新東和の発行済み株式を購入するための多額の資金が必要であると考え、茂義の娘である茂義有梨沙や富士木の代わりに新東和信販の社長を務める結城鉄治を利用して、あらゆるところから金を巻き上げていく。

その一方で、富士木の死を知った新東和信販の社員たちは悲嘆にくれるのだったが…。

【蘇える金狼】主人公・朝倉達也の違い

2つのあらすじを見比べるとわかるように、松田優作出演の映画版と香取慎吾出演のドラマ版の『蘇る金狼』はほとんど別作品と考えていいくらい内容が異なっています。別作品だと私は思っています。

松田優作出演の映画版は原作に沿ったストーリー展開となっています。香取慎吾出演のドラマ版は朝倉哲也の名前はあれど、原作にはないドラマだけのオリジナル設定になっているので本当にこれで蘇える金狼とタイトルをつけるのはどうかと。

目的のためには手段を選ばない朝倉哲也の性格は似ていますが、元々原作寄りの映画版を見ていた方からすると2つの作品の違いに違和感しか感じません。

ただ、今から『蘇える金狼』を見ようと考えているけど、映画もドラマも両方見ないと話についていけないのだろうかと不安に感じている方にとっては、それぞれの繋がりはかなり薄いので、好きな方を選択して見ても問題ありませんが、松田優作の蘇える金狼をみればいいです。

朝倉哲也の性格を踏まえた2つの作品の違いと言えば、映画版はハードボイルドさが強くて、そういった作品が好きな方には受け入れやすく、ドラマ版はハードボイルドさには少しかけるものの、万人受けしやすい見やすさがあるといったところです。



まとめ

どこにでもありそうな普通の会社を舞台に、金や命に振り回される会社員たちを手段を選ばずハードボイルドに片付けていく『蘇える金狼』。

松田優作出演の映画版と香取慎吾出演のドラマ版とでかなりの違いが見られ、設定や登場人物もところどころ異なる点があることから、それぞれ別作品として楽しめます。

好きな方を選択して視聴するのもおすすめですが、2つの作品の朝倉哲也の違いを比べてみるのも面白いと思われるので、DVDを買ったり、レンタルしてみてどちらの作品も楽しんで視聴してみてください。

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